兄弟よ、われ汝らが自己を聡しとする事なからん為に、この奥義を知らざるを欲せず、即ち幾許のイスラエルの鈍くなれるは、異邦人の入り來りて数満つるに及ぶ時までなり。斯くしてイスラエルは悉く救はれん。 -ロマ書11:25,26-
主イエス・キリストを排斥して十字架に付けたイスラエル人は、神によって捨てられ、四方の世界に散らされた。 今は、聖書の預言に從って、先祖アブラハムの地へと帰りつつある。然し、神との関係が回復したのではない。
彼らが、主イエスを捨てたが故に、神は彼らに代わって異邦人を救いに入れ、神の嗣業を継ぐ者とされた。今日我らが主に在る如くである。
主イエス・キリストが切に願っておられることは、異邦人が速やかに救われることである。 それを行う責務は信ずる我らに懸かっている。
大切なことは、異邦人の救いは人数か決まっているということだ。その数が満ちれば、イエス・キリストは再臨される。 そして、その時イスラエル人は、イエスこそキリストなることを知り、主イエスを信じて悉く救われるのだ。
同時に、今世界を覆う諸々の悩みも、苦しみも、争いも、戦いも、悉く主イエスの御力によって取り除かれ、千年王国が出現し、真の平和と安きが訪れるのだ。
この奥義を知らずして、平和運動だの、慈善運動だのをしても、一時しのぎの徒労に過ぎない。
我らは、これを知る故に、異邦人の数満るために、隣人から始めて全世界に「水と霊」の真の福音を宣伝えて行かねばならない。
● 聖餐式 へブル書9:11~22
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