Hana

汝アロンとその子等に膏(あぶら)をそゝぎて之を立て 彼らをして我に祭司の職(つとめ)をなさしむべし -出エジプト30:30-

神はモーセに命じて、彼らのために聖なる衣を製って着させ、牡山羊の血を塗り、灌油(そそぎあぶら)を取って彼らの首(こうべ)の頭帽(かしらづつみ) の上から灌いで聖別した。

この聖灌膏(きよきそそぎあぶら)はオリーブ油をベースにして、4種類の上質な香物を定められた分量に従って和(まぜ)合せて製った香油である。

この任職の膏が注がれることによって、祭司は神の御用を為すことができたのである。

此等はみな来らんとする者の影にして、その本體はキリストに属けり。 -コロサイ2:17-

旧約聖書に記されてある出来事は皆、主イエス・キリストの型であり、影である。また膏とは、聖霊の型である。順って膏を注ぐとは、聖霊を注ぐの意である。

主イエス・キリストのキリストとは、”油そそがれた者”の意であって、我らの救いの為に御霊を注がれて、大祭司の職を為し給うのである。

バプテスマのヨハネによって洗礼を受けられた主イエスの上に、神の御霊が鳩の如くに降った。ヨハネはこれを見て 『視よ、これぞ世の罪を除く神の羔羊』 と証した。 -マタイ3:13~17、ヨハネ1:29~34-

我等には、もろもろの天を通り給ひし偉(おほい)なる大祭司、神の子イエスあり、然らば我らが言いひあらはす信仰を堅く保つべし。我らの大祭司は我らの弱きを思ひ遣(や)ること能はぬ者にあらず、罪を外にして凡ての事、われらと等しく試みられ給へり。この故に我らは憐憫(あはれみ)を受けんが爲、また機(おり)に合う助となる恵を得んがために、憚らずして恵の御座(みざ)に來(きた)るべし。 -へブル4:14~16-

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