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われ汝らに告ぐ、斯くのごとく悔改むる一人の罪人のためには、悔改めの必要なき九十九人の正しき者にも勝りて、天に歓喜(よろこび)あるべし。 -ルカ15:7-

百匹の羊を持つ羊飼いがいた。その中の一匹が迷子になった。他の人が言った。「一匹くらい居なくなっても良いではありませんか。」と。

だが、飼い主は言った。「私の大切な羊です。きっと悲しんで鳴いているに違いありません。この羊の群れを見張っていてください。私は行って探してきます。」

そして、探しだし、家に連れ帰って、近所の人を呼び集め、「私とともに喜んでください。居なくなった羊を見つけました。」と言った。

主イエス・キリストの御心は、

「ただ一人の亡ぶるをも望み給わず、凡ての人の悔改めに至らんことを望みて、汝らを永く忍び給うなり」である。 -ペテロ後3:9-

「義人なし、一人だになし、聡き者なく、神を求むる者なし」-ロマ1:10-

とあるが、もし世に義人がいるとするならば、ノア,ダニエル、ヨブの三人あるのみ、それとても自らを救うのみで、他の人を救うことはできない。-エゼキエル14:14- 主イエス・キリストのみが、全人類を救うことができる唯一無二のお方である。

ノアの時は、水で滅んだ。救われたのは、箱舟に入った者のみだった。そして、主なる神は再び水で滅ぼさないという契約の徴として天に虹をかけた。

次は、火をもって世界は焼けとける。その滅びから救われるのは、第一に主イエス・キリストの救い主なることを信じ、水のバプテスマを受けて、罪許されること、第二に聖霊と火のバプテスマを受けて、救いの保障を受けることである。水と霊のバプテスマこそ新しい契約の徴なのだ。

イエス答へ給ふ「まことに誠に汝に告ぐ、人は水と霊とによりて生まれずば、神の国に入ること能(あた)はず」 -ヨハネ3:5-