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ヱホバ曰たまふ 我汝らを愛したり 然るに汝ら云う 汝いかに我儕(われら)を愛せしやと ヱホバいふ エサウはヤコブの兄に非ずや されど我はヤコブを愛し エサウを悪(にく)めり -マラキ1:2,3-
イサクとリベカ夫婦は、子どもを授かった。リベカの胎内で騒動が始ったので、神に問うと双子だとのお告げ・・・。
ヱホバ彼に言たまひけるは 二つの國民(くにたみ)汝の胎にあり 二の民汝の腹より別れん 一の民は一の民よりも強かるべし 大(あに)は小(おとうと)に事へんと -創世記25:23-
こうして兄エサウと、弟ヤコブが出生するが、預言の如く二人の道は分かれた。
父イサクは、鹿肉を好むゆえに、狩りをするエサウを愛し、母リベカは、家にいるヤコブを愛した。
エサウは兄でありながら、家督の権を軽んじ、弟ヤコブの持つパンと一椀の羹(あつもの)と交換してしまう。 -同25:27~34-
続いて、年老いて失明した父イサクがエサウを呼び、鹿を狩り美味を作って食べさせてくれ、その後祝福を与えようと言った時、母リベカがこれを聞いてヤコブに父の祝福を与えようと画策して、それを果たす。
父イサクの祝福とは、こうであった。
ねがはくは神天の露と地の腴(あぶら)および饒多(おほく)の穀と酒を汝にたまへ 諸(もろもろ)の民汝につかへ 諸の邦(くに)汝に躬(み)を粷(かがめ)ん 汝兄弟等の主となり 汝の母の子等汝に身をかがめん 汝を詛ふ者はのろはれ 汝を祝する者は祝せらるべし -創世記27:28,29-
ヤコブはこうして家督の権と父の祝福を得た。エサウに遺された物は何一つなかった。このようになることは、母の胎内にいるうちから決まっていた。
その子いまだ生れず、善も悪もなさぬ間に神の選びの御旨は動かず、行為(おこなひ)によらで召す者によらん為に 『兄は次弟に事ふべし』 と、レベカに宣給へり。 『われヤコブを愛しエサウを憎めり』 と録されたる如し。 -ロマ9:11~13-
愛されるとは、神の御国を得たがゆえ。 憎まれるとは、御国に入るを軽視し、拒んだがため。
我等もまたヤコブの如く神に選ばれて、御國の世継ぎとされたことを感謝しよう。
世の創の前より我等をキリストの中に選び、御意のままにイエス・キリストに由り愛をもて己が子となさんことを定め給へり。・・・
汝等もキリストに在りて眞の言、すなはち汝らの救の福音をきき、彼を信じて約束の聖霊にて印せられたり。これは我らが受くべき嗣業の保証にして、神に属けるものの贖はれ、かつ神の榮光に譽あらん爲なり。 -エペソ1:3~14-
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