視よ我天の使いをつかはして汝に先立たせ 途にて汝を守らせ 汝をわが備へし處に導かしめん
汝等の神ヱホバに事(つか)へよ 然ばヱホバ汝らのパンと水を祝し 汝らの中より疾病(やまひ)を除きたまはん 汝の國の中には流産する者なく 妊(はらま)ざる者なかるべし 我汝の日の數(かず)を盈(みた)さん
-出エジプト23:20,25,26-
主なる神ヱホバはイスラエルの民をエジプトの奴隷たる様から解放し、先祖の地、乳と密の流れる地を目指して進ませ給うた。即ち主は彼らの前に往きたまひ、晝は雲の柱をもて彼らを導き夜は火の柱をもて彼らを照して晝夜往き進ませ給うた。
紅海をわたる時は、海の水を左右に分けて、海の中の乾ける所を往かしめた。
エジプトのパロの軍勢が追いついてきたときには、イスラエルの陣営の前に行ける神の使者が後ろに移って行った。すると雲の柱が前を離れて後ろに立ち、イスラエルの陣営とエジプトの陣営の間に立ったのである。そしてエジプトの陣営には雲となり闇となり、イスラエルの陣営には夜を照らしたのである。
我らが主に遣わされて行く所には、何時、如何なる時も、また何処にもあれ御使いが偕なり、守り給うのである。
そして、我らが神に仕えて行くならば、主は我らを祝福して食物、衣服、住居などあらゆる物を与えてくださり、また病も取り去ってくださるのである。
持病を抱えている方、高齢になって足腰の弱きを覚える方、など、肉を持つ故に病むこと悩むこともあろうが、主はみな取り去って下さるのである。
主の導きに与って歩む道は楽しみ多からん。喜びもまた多からん。
与えられた生命の限り全生涯を祝福に満たされ、使命を果たすために勇み励んでいくことができるのである。