三国峠
                   大雪山系・三国峠付近


門よりすゝみゆけ進みゆけ 民の途をそなへ 土をもり土をもりて大路をまうけよ
石をとりのぞけ もろもろの民に旗をあげて示せ  -イザヤ62:10- 

この1週間、教会での礼拝の外に祝福祭あり、来客あり、巡回訪問伝道ありで忙しくさせて頂いた。
門より進みゆけ!と外に出るのも良きものである。

最初のお宅は、毎年度ごとに行われる祝福祭。もう何十年と続けておられる。生まれたばかりのお孫さんも社会人になっている。3世代のご家族が揃ってお元気で過ごせるよう、それぞれのお仕事が祝されるようお祈りをささげた。

教会に訪問者もあった。かなりの高齢で、心臓も肺も悪く、人生の重荷を背負って歩んできた方だった。旅人の接待を忘るな、或人これに由り、知らずして御使を舎したりとあるから、何よりも大切な救いのお話をし、水と霊の福音をお伝えすると、聖霊と洗礼を受けて下さった。宗教的な体験をしたのは初めてだと仰った。今日から新しい人生が始まりますよとお伝えした。

週の後半の木曜日と金曜日は、2日間かけて道東と道北に車で副牧師と巡回伝道に出かけた。

トンネル続きの高速自動車道を駆け抜け、6時間を経て道東に住む信者さんのお宅に到着し、主の恵みが豊かにあるのを拝見し、聖書を開き、讃美をささげ、祝福のお祈りをした。更に別の信者さんの事柄で車を走らせ現地に行ってお祈りして、夕刻十勝のホテルに向かったが、その途中の国道でキタ狐を見たが、エゾ鹿の群れに出会った。最初は2頭だったが、次々5頭とか10頭とかライトの中に現れるので、その都度急ブレーキをかけ、衝突を避けた。こんなに道路を塞ぐほど沢山いるとは驚いた。

翌日は、十勝で農業を営んでいる信者さん宅でお祈りの集いをもち、持って行った聖霊誌を差し上げた。帰り際に馬鈴薯や長芋など沢山お土産に頂いて感謝であった。

最後に、道北周りのコースで白樺林で美しい三国峠を経て層雲峡から旭川に入り、久しぶりに旭川教会を尋ねてA先生に会い、互いに安否を問い、お祈りを交わして帰札の途に就いた。北海道は広いなと思いつつ走行距離900キロ、運転時間15時間の長旅を終えて教会に着いた。ハレルヤ!