斯く言ひて、息を吹きかけ言ひたまふ 『 聖霊をうけよ。』  
                                                           
 ヨハネ20:22


十字架に架り、死にてのち墓に葬られ、三日目を迎えた一週の初めの日の朝まだき、主イエスは甦り、マグダラのマリヤに現れて語り給ふた。『我が兄弟たちに往きて「我はわが父、即ち汝らの父、我が神、即ち汝らの神に昇る」といへ』と。 17節

マグダラのマリアは往って弟子たちに 『われ主を見たり』 と告げ、云々(しかじか)の事を言ひ給ひしと告げたり 18節

この日、即ち一週のはじめの日の夕、弟子たちユダヤ人を懼るゝに因りて居るところの戸を閉じおきしに、イエスきたり彼らの中に立ちて言ひたまふ 『平安なんぢらに在れ』 斯く言いひてその手と脋(わき)とを見せたまふ、弟子たち主を見て喜べり。イエスまた言ひたまふ 『平安なんぢらに在れ、父の我を遣し給へるごとく、我も亦なんぢらを遣す』 斯く言ひて、息を吹きかけて言ひたまふ 『聖霊をうけよ。汝ら誰の罪を赦すとも其の罪ゆるされ、誰の罪を留むるとも其の罪とどめらるべし』 19~23節

ここで主は弟子たちに『聖霊を受けよ』と命じられたのである。

この時のことを使徒行伝1:4,5にこう記している。

また彼等とともに集りゐて命じたまふ 『エルサレムを離れずしいて、我より聞きし父の約束を待て。ヨハネは水にてバプテスマを施ししが、汝らは日ならずして聖霊にてバプテスマを施されん』 と。

そして五旬節の日を迎えた。弟子たちに聖霊が降り、火の如きものが各々の上に止まった。

彼らみな聖霊にて満たされ、御霊の宣べしむるままに異邦の言にて語りはじむ。
 使徒2:4

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今週も水と霊の救いが行われた。いつも伝道に熱心なS兄弟が、お仕事の関係で知りあったA姉妹に救いのお勧めをしたところ、喜んで受けますと言われたので、時間を合わせて導かれたのである。

また、昨年救われたばかりのB姉妹は、お仕事の関係で東京から来られたK兄弟を導いて来られ、水と霊を受けて救われたのである。

こうして異言の徴の伴う聖霊を受け、主イエス・キリストの御名によって洗礼(浸礼)を受けて救われる方も、また主に用いられて救いに導く方も、共に主の祝福に与るので幸いである。

兄弟姉妹方が救霊の念に燃えて、主の御業に用いられることは、嬉しく感謝な事である。ハレルヤ!