また處々に飢饉と地震とあらん、
    これ等はみな産婦の苦難の始めなり。

                                         マタイ24:8

グラグラグラと大きな揺れを感じて目が覚めた。
アー、地震だ!!
どうなることか・・・・・、
寝たまま身を任せる。

ようやく鎮まったのを見計らったのち、起き上がる。
気付くと停電用のオレンジ色の電球が点灯している。
時計を見る。9月6日 午前3時10分頃(正確には午前3時8分)。
家族みんな廊下(広いのでホール)に出て、無事を確かめ合う。

ザーッと見渡して被害がないかどうかを見る。
ある、ある、有った。
リビングには、食器棚からグラスや湯呑み茶碗が落ちて割れ、
私の部屋では、箪笥の飾り棚や本棚の中で写真やCDなどが倒れている。

片付けは、翌朝明るくなってから始めた。大層なことは無かったが、
被害は鐘突堂のタイルが一部剥がれているのが判明したので、
業者に修理を依頼した。(後日フォークリフトを持ってきて修理作業を終えた。)

副牧師たちがメールで信者さん方に連絡を取り、全員の無事を確認した。

この停電の為、テレビは付かず、ネットは繋がらず、
情報らしきものは入らずにいた。
有りがたかったのは水道から水が出、ガスが使えたこと。
それで、食事も温かな物をおいしく頂いた。
地震発生から40時間経った7日の夕刻、漸く電気が復旧され、
明るさが甦り、電灯が灯いた。
 
溜まっていた情報が一気に入ってきた。
北電最大の出力165万Kwを持つ厚真火力発電所が被害に遭い、
連鎖的に他の発電所の機能が阻害され、
北海道全域に亘って298万戸もの大規模停電に至ったという。
一つの島である北海道!出来得る限り自給自足をせねばならない環境に在る。

この地震の為に被害に遭われた方が多くおられる。
震源地の厚真町では、直下型地震のため、山が崩れ、地滑りが起きて、
家ごと押し流されて、多くの方々が亡くなられた。
田畑を失った方も多くおられる。復旧には時間がかかりそうだ。

札幌でも液状化現象が起きて住めなくなった家がある。

厳しい冬の到来を前にして、どのようにして過ごしておられるのかと思うと心が痛む。

 
          ~北海道胆振東部地震から1カ月を経て~  2018,10,8