大祭司いふ 『われ汝に命ず、活ける神に誓ひて我らに告げよ、汝はキリスト、神の子なるか』 
イエス言ひ給ふ 『なんぢの言へる如し。かつ我なんぢらに告ぐ、今より後、なんぢら人の子の全能者の右に坐し、天の雲に乗て來るを見ん』
  マタイ26:63,64

総督、問ひて言ふ 『なんぢはユダヤ人の王なるか』 イエス言ひ給ふ 『なんぢの言ふが如し』  同27:11   

主イエス・キリストは、十字架に懸けられる前に二人の審判者による裁きを相次いで受けられた。先なる一人はユダヤ教の大祭司カヤパであり、後なる一人はロマの総督ピラトであった。

二人の尋問に対して主イエス・キリストは的確に答えられた。

大祭司の問いに対して、主はご自身の神性を言い表されたのである。それは何者も犯すべからざる絶対的なものであった。

総督の問いに対しては、ユダヤの民が長い間、待望していたユダヤ人の王であることを宣言されたのである。

これは真理であり、奥義である。

この世の司には之を知る者なかりき、もし知らば栄光の主を十字架に釘けざりしならん。
 コリント前2:8

御子は肉によれば、ダビデの裔より生れ、潔き霊によれば、死人の復活により大能をもて神の子と定められ給へり、即ち我らの主イエス・キリストなり。 ロマ1:3